メタボリックシンドロームを予防・改善するには、内臓脂肪を減らし、肥満を解消することが第一です。内臓脂肪は皮下脂肪に比べて蓄積されやすい一方、減らしやすい脂肪でもあるため、少しの減量でも効果が期待できます。 内臓脂肪が減少すれば、関連する血糖や血中脂質などの検査値も改善されます。医師の指示に従い、無理をせず継続できるペースで減量に取り組みましょう。
食生活の改善 (食事療法)
食べ過ぎに注意し、バランスの良い食事を心がけましょう。
食事バランスガイド(厚労省・農水省)
「京(みやこ)・食事バランスガイド(京都市)
運動習慣を身につける (運動療法)
筋肉が落ちると、基礎代謝が低下し太りやすくなります。ウォーキングなどの、適度な運動を心がけましょう。
※運動は個人の健康状態にに合わせて適切に行う必要があります。事前にかかりつけ医にご相談ください。
禁煙
喫煙は、動脈硬化性疾患の発症リスクを更に高めてしまいます。喫煙習慣のある方は、禁煙も併せて行うようにしましょう。
※これらの生活改善を一定期間行っても症状が改善されない場合は、薬による治療(薬物療法)も行われます。